オミクロン株 濃厚接触者 全国で7819人(23日午前0時)

「オミクロン株」の感染が海外からの入国者を中心に相次ぐ中、厚生労働省によりますと、同じ飛行機に乗っていて濃厚接触者とされた人は、23日午前0時時点で全国で合わせて7819人となっています。22日の午前0時から、3510人増えています。

濃厚接触者とされた人は、検疫で指定されている待機施設や、都道府県が用意する宿泊施設、それに自宅で待機して健康観察を受けているということです。

また、厚生労働省は23日までに市中感染したとみられる大阪府と京都府の合わせて5人についても、濃厚接触に該当する人の特定を進めています。

オミクロン株 新たに入国の33人の感染確認

今月14日から20日にかけて日本に入国した33人が、新型コロナの変異ウイルス「オミクロン株」に感染していることが新たに確認されました。

厚生労働省によりますと、オミクロン株への感染が確認されたのは今月14日から20日にかけて羽田空港と成田空港、関西空港から入国した10歳未満から50代までの男女合わせて33人です。

アメリカ、イギリス、ケニア、ナイジェリアなどに滞在歴があり、空港の検疫や待機中の宿泊施設で受けた検査で新型コロナウイルスの陽性反応が出ていたということです。

このほか、▼大阪府で新たに小学生1人が、▼京都府でも初めて1人の感染が確認され、いずれも感染経路が分かっていないということです。

また、▼千葉県でもチュニジアに滞在歴がある1人の感染が初めて確認されたほか、▼沖縄県でアメリカ軍キャンプハンセンに勤務する日本人従業員など4人の感染が新たに確認されています。

これで、国内でオミクロン株への感染が確認された人は合わせて200人となりました。