東京都 11月の人口の動き「転出超過」に 7か月連続

東京都の先月の人口の動きは、7か月連続で「転出超過」となり、新型コロナウイルスの第5波が落ち着いたあとも転出が転入を上回っています。

総務省によりますと、先月の東京の人口の動きは、転入が2万5462人、転出が2万8716人で、転出が転入を3254人上回り7か月連続で「転出超過」となりました。

東京都では去年7月以降、入学や就職などが多い春を除き転出超過が続いていますが、新型コロナウイルスの第5波が落ち着いたあとも、この動きが続いています。

一方、東京への転入者数を去年の同じ時期と比べると1400人余り増えていて、総務省は「新型コロナの感染拡大が落ち着いたことで、転出、転入ともに人口の動きが活発になっているとみられる」としています。