「牛乳飲んで」生乳廃棄回避へ酪農家などが駅で配る 長野

新型コロナの影響などで、牛乳や乳製品の消費が減少しているため、生乳が年末年始に大量に廃棄されるおそれがあることを知ってもらおうと、酪農家などが23日朝、長野県松本市で牛乳を配布して消費を呼びかけました。

呼びかけを行ったのは長野県の中信地域の酪農家やJA全農長野の職員ら10人で、23日朝、JR松本駅を利用する人たちに、200ミリリットルの紙パックの牛乳1000本とチラシを配りました。

チラシには、新型コロナの影響によるレストランの時短営業などにより、牛乳や乳製品の消費が減っている一方、ことしは夏が涼しかったため牛の乳が出やすく、生産量が増えていることなど、生乳が余っている理由が書かれています。

このため、年末年始にかけて生乳が大量に廃棄されるおそれがあるとして、酪農家たちは「牛乳を飲んでください」と呼びかけていました。

松本市の酪農家の三村誠一さんは「生乳を捨てるのは生産者としてもつらいので、現状を知って、子どもも大人も牛乳を飲んでくれたらうれしいです」と話していました。

JA全農長野や酪農家たちは、25日もJR松本駅で牛乳を配布するほか、県内の医療従事者に牛乳1万6000本を配って消費を促すことにしています。