“オミクロン株 米軍基地日本人従業員2人感染” 沖縄 玉城知事

沖縄県の玉城知事は、視察に訪れた沖縄市の保健所で記者団の取材に応じ、22日新たにアメリカ軍キャンプハンセンの日本人従業員1人とキャンプシュワブの日本人従業員1人がオミクロン株に感染したことが確認されたと明らかにしました。

沖縄県の玉城知事は、22日午後県内3か所の保健所を視察し、新型コロナウイルスの感染者などへの対応に当たっている保健所の職員を激励しました。

玉城知事は、沖縄市にある中部保健所で記者団の取材に応じ、22日新たにキャンプハンセンの日本人従業員1人とキャンプシュワブの日本人従業員1人がオミクロン株に感染したことが確認されたと明らかにしました。

そのうえで「初期段階で封じ込めることが極めて重要だ。県民の皆さんには今週から来週にかけて非常に大事な時期なので感染防止対策に努めながら過ごしていただきたい」と述べました。

また、21日県北部の自治体の一部に「コロナ感染拡大注意報」を出したことに関連し、玉城知事は「県内各地でコロナウイルス感染症が拡大傾向にある、あるいはオミクロン株が拡散されつつあることがエビデンスをもってしっかり示されれば、私たちは直ちに県民に対して呼びかけていきたい」と述べ、必要があれば行動制限を要請していく考えを示しました。