「歓喜の歌」で「換気」を「喚起」 東京都が交響曲で啓発動画

東京都は、新型コロナウイルスの予防に効果がある空気の入れ換え、「換気」に取り組んでもらおうと、ベートーベンの「歓喜の歌」のメロディーを使った「換気の歌」の動画を作りました。

歌は、ベートーベンの交響曲第9番の「歓喜の歌」のメロディーですが、タイトルは空気を入れ換える「換気の歌」としています。

歌詞で「コロナ対策に欠かせぬ換気」、「寒い冬こそ換気の季節」と訴えていて、感染防止対策を呼びかけています。

東京都は、都立国立高校の音楽部の生徒たちが歌っている動画を作りました。

動画は「YouTube」の都の公式チャンネルで見ることができます。

歓喜の歌で、換気を、喚起したい、という狙いのこの歌。

小池知事は「寒いが、1時間に数分でも窓を開けることを新しい生活に組み入れてもらいたい。換気は対策として定着していないので、よく知られているベートーベンの交響曲第9番の『歓喜の歌』を活用させてもらった」と話していました。