大阪放火事件受け 東京消防庁が2000棟余り対象に立ち入り検査

大阪 北区のビルに入るクリニックが放火され25人が死亡した事件を受けて、東京消防庁は都内にある同じような構造の建物、2000棟余りを対象に、21日から緊急の立ち入り検査を始めました。

今月17日、大阪 北区のビルの4階にあるクリニックが放火された事件では25人が死亡し、警察が殺人と放火の疑いで捜査を進めています。

これを受けて、東京消防庁は21日から、3階以上に不特定多数の人が利用する施設があり、階段が1つしか設置されていないビルを対象に緊急の立ち入り検査を始めました。

このうち、新宿歌舞伎町では21日午後6時から、新宿消防署の署員など3人が飲食店などが入る7階建ての雑居ビルに入りました。

防火扉に異常がないかや、避難経路の階段に物が置かれていないかなどを確認したあと、テナントの従業員に結果を伝える通知書を手渡し、適切な管理を続けるよう要請していました。

大阪 北区のビルと同じような構造で緊急の立ち入り検査の対象となる建物は都内におよそ2300棟あるということで、東京消防庁は今後、およそ2か月かけて検査を行うことにしています。