オミクロン株 東京都 10歳未満の男の子など新たに2人感染確認

東京都は21日、都内で新たに40代の女性と10歳未満の男の子の合わせて2人がオミクロン株に感染していることが確認されたと発表しました。

この2人は、いずれも、これまでに感染が確認された人の濃厚接触者だということで、都は国内で市中感染したケースではないとしています。

都によりますと、新たにオミクロン株への感染が確認されたのは、都内に住む40代の女性と10歳未満の男の子の合わせて2人です。

このうち40代の女性は、20日オミクロン株の感染が確認された40代の男性の家族で、男性とともに、今月12日にアフリカ東部から成田空港に到着しました。

この女性は、空港の検査では陰性でしたが、その後のどの痛みや発熱の症状が出て、都の健康安全研究センターでゲノム解析を行った結果、21日オミクロン株の感染が確認されました。

また、10歳未満の男の子は、今月15日にアフリカ東部から入国し、成田空港での検査では陰性でしたが、オミクロン株の感染が確認された人と同じ航空機に乗っていたため、濃厚接触者となっていたということです。

男の子は症状はないということですが、その後、新型コロナへの感染がわかりゲノム解析を行った結果、21日、オミクロン株の感染が確認されました。

この男の子の家族3人をはじめ同じ航空機に乗っていた合わせて17人が都内に住んでいる濃厚接触者となっていて、これまでの検査でいずれも陰性だということです。

都は、21日発表した2人は、いずれもこれまでに感染が確認された人の濃厚接触者で、国内で市中感染したケースではないとしています。

都の健康安全研究センターでオミクロン株の感染が確認されたのはこれで6人になりました。

また、都によりますとこれまでに感染が確認された人と同じ航空機に乗っていて、濃厚接触者となった人は20日時点で都内で合わせて1044人になりました。