“ことしの納税額は1兆2000億円余” 米テスラ マスクCEO

アメリカの電気自動車メーカー、テスラのイーロン・マスクCEOは、ことしの納税額が日本円にして1兆2000億円余りに上る見通しだと明らかにしました。富裕層が適切に税金を納めていないといった批判への反発とみられています。

巨額の資産を持つことで知られるイーロン・マスク氏は19日、ツイッターに「私はことし110億ドルを超える税金を納める予定だ」と投稿し、納税額が日本円で1兆2000億円余りに上るとの見通しを明らかにしました。

アメリカでは、巨額の資産に対して納税額が見合っていないなどとして、富裕層への増税の議論が高まっています。

こうした中、アメリカの雑誌「タイム」がマスク氏を「ことしの人」に選んだ際、民主党左派のウォーレン上院議員が「不正な税制を変えて『ことしの人』に実際に税金を納めさせよう」などと表明し、マスク氏は「私はことし、歴史上のどのアメリカ人よりも多くの税金を払うだろう」と反発していました。

マスク氏は先月、納税のために保有するテスラ株の一部を売るかどうか、投票を呼びかける異例の行動に出ていて、実際に株式の売却を進めています。

1兆円を超える納税額について、アメリカメディアは「おおむね正しい」との見方を伝えています。