バイデン大統領 「濃厚接触」に 専用機で同行の職員が陽性

アメリカのホワイトハウスは、バイデン大統領の地方訪問に同行していた職員の1人が新型コロナウイルス検査の結果、陽性だったことがわかったと20日、発表しました。
一方、バイデン大統領は、検査の結果、陰性だったとしています。

発表によりますと、この職員はバイデン大統領が17日、サウスカロライナ州からペンシルベニア州へと大統領専用機で移動した際、およそ30分間、大統領の近くにいて、CDC=疾病対策センターのガイドラインでは「濃厚接触」にあたるということです。

この職員はワクチンの追加接種も済ませていて、専用機に搭乗する前の検査では陰性でしたが、19日に発症し、20日に検査で陽性が確認されたということです。

バイデン大統領は22日にも改めて検査を受けるとしています。

CDCのガイドラインはワクチン接種を完了した人については、感染者と濃厚接触があった場合でも隔離は求めておらず、バイデン大統領は通常どおり業務を続けるということです。