太平洋を航行 中国空母で戦闘機が発着 防衛省が警戒監視続ける

日本周辺の太平洋を航行していた中国海軍の空母で、19日と20日、戦闘機が発着するのが確認されました。
領空侵犯はありませんでしたが、防衛省が警戒と監視を続けています。

防衛省によりますと、中国海軍の空母「遼寧」は今月16日、沖縄本島と宮古島の間を通過して東シナ海から太平洋に出たあと、19日午前には沖縄県の北大東島の東、およそ300キロの太平洋を、ミサイル駆逐艦など5隻の艦艇とともに航行したということです。

そして、19日の午後9時ごろにかけて空母に搭載されている戦闘機やヘリコプターが発着したのを確認したほか、20日も午前8時ごろから午後7時ごろにかけて戦闘機やヘリコプターの発着が確認されたということです。

訓練を行ったとみられ、航空自衛隊の戦闘機がスクランブル=緊急発進し、領空侵犯はなかったということです。

防衛省のまとめでは、中国海軍の空母で戦闘機の発着が確認されたのは、ことし4月以来です。

空母は補給艦を伴っていることから一定期間、洋上に展開して訓練などを行う可能性があるとみられていて、防衛省は、活動の目的を分析するとともに警戒と監視を続けています。