新型コロナ 入国した14人 オミクロン株感染確認 計82人に

今月12日から16日にかけて日本に入国した14人が新型コロナの変異ウイルス「オミクロン株」に感染していることが新たに確認されました。

厚生労働省によりますと、オミクロン株への感染が確認されたのは今月12日から16日にかけて羽田空港と成田空港、それに関西空港から入国した10歳未満から60代までの男女合わせて14人です。

アメリカ、イギリス、コンゴ民主共和国、南スーダンに滞在歴があり、空港の検疫や待機中の宿泊施設で受けた検査で新型コロナウイルスの陽性反応が出ていたということです。

入国した当時は2人が発熱やせきなどの症状を訴え、12人は無症状でした。

また12人がワクチンを接種していて、10歳未満の2人は接種していなかったということです。

このほか東京、沖縄、群馬でそれぞれ1人ずつ感染が発表されました。

これで国内でオミクロン株への感染が確認されたのは82人となりました。

沖縄 東京 群馬の感染事例

沖縄県と東京都、それに群馬県では、それぞれ1人のオミクロン株への感染が新たに発表されました。

▽沖縄県では40代の女性の感染が確認されました。
直近に海外の滞在歴はなく、すでにオミクロン株の感染者が確認されているアメリカ海兵隊基地の「キャンプ・ハンセン」で勤務していたということです。

▽東京都と群馬県でもケニアに滞在歴がある40代と50代の男性の感染がそれぞれ確認されました。
2人は今月12日と15日に成田空港から入国し、自宅や宿泊施設にいたということで、現在は医療機関に入院しているということです。