株価 一時500円超値下がり 中国の景気に対する懸念強まる

週明けの20日の東京株式市場、中国の景気に対する懸念が強まったことを受けて、日経平均株価は、一時、500円以上値下がりしました。

20日の東京株式市場は、中国の中央銀行が実質的な政策金利に当たる金利の指標を1年8か月ぶりに引き下げたことをきっかけに、中国の景気に対する懸念が強まって売り注文が広がり、株価は一時、500円以上値下がりしました。

▽日経平均株価、午前の終値は、先週末の終値より490円40銭安い、2万8055円28銭。

▽東証株価指数=トピックスは、31.99下がって、1952.48。

▽午前の出来高は5億3719万株でした。

市場関係者は「新たな変異ウイルスのオミクロン株の欧米などでの感染拡大に加え、中国の景気が中央銀行が金利を引き下げなければならないほど悪いのではないかという懸念が広がり、全面安となっている」と話しています。