尖閣沖 中国海警局の船2隻が領海に侵入 海保 警告続ける

20日明け方、沖縄県の尖閣諸島の沖合で日本の領海に侵入した中国海警局の船2隻は引き続き付近で漁をしている日本の漁船を監視するようにとどまっているということです。海上保安本部は漁船の安全確保に当たるとともに直ちに領海から出るよう警告を続けています。

第11管区海上保安本部によりますと、20日午前4時ごろ、日本の領海のすぐ外側にある接続水域を航行していた中国海警局の船2隻が尖閣諸島の大正島の沖合で相次いで日本の領海に侵入し、日本の漁船に接近する動きを見せたということです。

2隻は午後3時現在、大正島の北北西およそ1キロから南南西およそ3キロの日本の領海内を航行し大正島付近で漁をしている日本の漁船を監視するようにとどまっているということです。

海上保安本部は漁船の周囲に巡視船を航行させ、漁船の安全確保に当たるとともに直ちに領海から出るように警告を続けています。

ことし尖閣諸島の沖合で中国海警局の船が日本の領海に侵入するのが確認されたのは今月16日以来、34件目です。

政府 官邸対策室設置

沖縄県の尖閣諸島の沖合で中国海警局の船2隻が日本の領海に侵入したことが確認され、政府は総理大臣官邸の危機管理センターに設置している「情報連絡室」を午前3時51分に「官邸対策室」に切り替えて、情報収集と警戒監視にあたっています。