アルバイト パート時給 3大都市圏で3か月連続 過去最高

企業が3大都市圏でアルバイトやパートを募集する際の時給が、先月は3か月連続で過去最高となったとする調査結果がまとまりました。コロナ禍で採用を控えていた飲食業などで、求人が増えたことが主な要因です。

情報サービス大手のリクルートは、全国の求人情報をもとに、企業がアルバイトやパートを募集する際の平均時給を地域ごとに集計しています。

それによりますと、首都圏、東海、関西の3大都市圏の先月の平均時給は1108円となり、平成18年の調査開始以来最も高かった前の月を5円上回り、3か月連続で過去最高を更新しました。

また、去年の同じ月と比べた平均時給の増加額を職種ごとに見てみると、▽「営業系」が53円と最も大きく、次いで、▽飲食店などの「フード系」が31円、▽デリバリーをはじめ「製造・物流・清掃系」が26円などとなっています。

これはコロナ禍で採用を控えていた飲食業などで求人が増えたことに加え、都道府県ごとの最低賃金がことし10月から引き上げられたことが主な要因です。

リクルートジョブズリサーチセンターの宇佐川邦子センター長は「飲食店などでは、1年でいちばんの稼ぎ時を前に人材確保への企業の意欲が高まっている。人手不足感の強まりから、賃金は今後もじわじわと上がり続けるのではないか」と話していました。