沖縄 海兵隊基地で新たに31人感染確認 米軍から県に連絡

沖縄県のアメリカ海兵隊基地で150人余りが新型コロナウイルスに感染する大規模なクラスターが発生する中、県は19日、新たに31人の感染が確認されたとアメリカ軍から連絡を受けたと発表しました。

また基地従業員を対象にしたPCR検査で新たに1人の陽性が確認されました。

沖縄県のアメリカ海兵隊基地、キャンプハンセンをめぐっては、基地に勤務する日本人の従業員と軍属のアメリカ人女性、さらに女性の日本人の夫の合わせて3人のオミクロン株の感染が確認されています。

一方、基地内では最近、アメリカ本国から派遣された海兵隊員150人余りの感染が確認されていて、大規模なクラスターが発生しています。

こうした中、沖縄県は19日、新たに31人の感染が確認されたとアメリカ軍から連絡を受けたと発表しました。

1人はキャンプハンセンとは別の海兵隊基地で、残り30人の所属は現時点で確認中だということです。

沖縄県は19日までの2日間、キャンプハンセンの従業員を対象にした無料のPCR検査を行っていて、18日検査を受けた332人のうち、1人の陽性が確認されたということで、今後さらに詳しい検査を行うということです。