建築家のリチャード・ロジャース氏 死去 前衛的な建物を設計

フランス パリのポンピドー・センターをはじめ、前衛的な建物の設計で知られ、新国立競技場のデザインの審査委員も務めた世界的建築家、リチャード・ロジャース氏が18日、亡くなりました。88歳でした。

1933年生まれのイギリスの建築家、リチャード・ロジャース氏は、1977年に開館したフランス パリの文化施設、ポンピドー・センターの設計を手がけ、カラフルな配管やダクトをむき出しにした奇抜なデザインで、一躍名を知られるようになりました。

その後も、ロンドンにある世界的な保険組織のビルや「ミレニアム・ドーム」など、ガラスや鋼材などを大胆に用いた前衛的な作品を次々に発表して、新たな建築の形を追求しました。

また、東京の新宿 歌舞伎町のオフィスビルなどの設計を手がけ、新国立競技場のデザインの審査委員も務めるなど、日本の建築文化にも影響を与えてきました。

これまでに世界の優れた芸術家に贈られる「高松宮殿下記念世界文化賞」や「建築界のノーベル賞」と呼ばれるプリツカー賞などを受賞しています。

イギリスのメディアなどによりますと、ロジャース氏は18日、ロンドン市内の自宅で亡くなったということです。88歳でした。