台湾特産の果物“シャカトウ” 日本を新販路に輸出始まる

中国が輸入を停止している、台湾特産の果物、シャカトウの新たな販路として、日本向けの輸出が始まり、千葉県成田市の卸売市場では、初めての出荷作業が行われました。

日本向けの輸出が始まったのは、台湾特産の果物、パイナップルシャカトウです。

16日、成田空港に第1便が到着し、空港近くにある卸売市場で17日、初めての出荷作業が行われました。

台湾産のパイナップルシャカトウは、以前は9割以上が中国に輸出されていましたが、中国政府はことし9月「害虫が検出された」として輸入を停止しました。

中国による台湾への圧力の一環という見方も広がる中、台湾当局は、これまで輸出していなかった日本を新たな販路としたい考えです。

パイナップルシャカトウは、甘い中にもほどよい酸味があり、パイナップルのような香りと弾力のある食感が特徴です。
日本では、検疫上の理由から冷凍した状態で輸入する必要がありますが、味や品質を保つため、急速冷凍するなどの工夫をしているということで、1月にかけて輸出が本格化する見通しです。

輸入業者の担当者は「糖度が20度以上と甘く、天然のアイスクリームと言われています。日本と台湾の懸け橋のような存在になってほしいです」と話していました。