ワクチン3回目 接種間隔短縮の考え方 自治体に通知 厚労省

新型コロナワクチンの3回目の接種をめぐり、厚生労働省は2回目との間隔を原則8か月から短縮する場合の考え方を都道府県や市町村などに事務連絡を出して通知しました。

それによりますと接種間隔を短縮する対象者は医療従事者に加え、高齢者施設やデイサービスの利用者と職員などや、病院や診療所の入院患者などとしています。

そのうえで医療従事者と重症化のリスクが高い入所者が多い高齢者施設などでの接種を優先し、6か月以上の間隔をおいて3回目の接種を実施するとしています。

また、病院や診療所の入院患者については、市町村と都道府県が連携して医療機関に接種の意向を確認し、必要なワクチンを配分するとしています。

一方、そのほかの一般の高齢者については、来年2月以降、接種間隔を7か月以上たったあとに3回目の接種を行うことができるとしています。