愛知 弥富の中学生刺殺事件 事件の背景など専門委員会で調査へ

先月、愛知県弥富市の中学校で3年生の男子生徒が同学年の男子生徒に包丁で刺されて死亡した事件で、市の教育委員会は、弁護士や医師などでつくる専門委員会で、今後、事件の背景や学校の対応に問題がなかったかなどについて調査することを決めました。

先月24日、愛知県弥富市の中学校で、この学校に通う3年生の男子生徒(14)が、包丁で腹部付近を刺されて死亡し、同学年の14歳の男子生徒が逮捕され家庭裁判所に送られました。

市の教育委員会は、弁護士や小児科医、教育関係者など5人でつくる付属機関の専門委員会で、今後、事件の背景や学校の対応に問題がなかったかなどについて調査することを決めました。

教育委員会によりますと、逮捕された生徒は、ことし2月に学校で行われたアンケートで、「いじめられたことはあったか」という質問に、「ある」と回答していましたが、その後、担任の教諭が面談した際には「大丈夫」と話し、先月のアンケートでは、いじめに関する記載はなかったということです。

また警察によりますと、男子生徒は調べに対し、学校などで嫌なことが複数あり、自暴自棄になっていたという趣旨の説明をしているということです。

専門委員会は、今月27日に1回目の会合を開くことにしていて、弥富市教育委員会の渡邊一弘学校教育課長は「どうして事件が起こったのか、どうして生徒の変化に気付くことができなかったのか検証していきたい」と話していました。