「ゴールデン・グラブ賞」表彰式 最多得票の甲斐ら喜び語る

プロ野球で守備の優れた選手に贈られる「ゴールデン・グラブ賞」の表彰式が行われ、両リーグを通じて最多得票で受賞したソフトバンクの甲斐拓也選手は「自分にとってすごく特別な賞なのでうれしい」と喜びを語りました。

ゴールデン・グラブ賞の表彰式は16日午後、東京都内で行われ、新型コロナの感染予防対策のため、出席する選手を絞って、最多得票の甲斐選手と初めて選ばれた選手5人の合わせて6人が出席しました。

表彰式ではそれぞれの選手が使っているグラブやミットをかたどった金色のトロフィーが贈られました。

ソフトバンク 甲斐「一つ一つ準備できた結果」

このうちソフトバンクの甲斐選手は、12球団トップの盗塁阻止率4割5分2厘をマークし、両リーグを通じて最多の254票を集めて、パ・リーグのキャッチャーで5年連続5回目の受賞を果たしました。

甲斐選手は「自分にとってはすごく特別な賞なのでうれしい。いろんなことが起こりうるポジションなので、一つ一つ準備できた結果だと思う」と喜びを語りました。

一方で、去年まで4年連続日本一だったチームは今シーズンは4位に終わって、8年ぶりにクライマックスシリーズ進出を逃していて、「今シーズンは悔しい結果で終わったので、キャッチャーとしてチームを勝たせられるよう頑張る」と来シーズンの巻き返しを誓っていました。

オリックス 山本「幼いころから憧れていた賞」

パ・リーグのピッチャーで、初めて受賞したオリックスの山本由伸投手は「幼いころから憧れていた賞なのでとてもうれしい。1年を通してミスが少なかったことがよかったと思う」と喜びを語りました。

山本投手は5年目の今シーズン、最多勝や最優秀防御率など4つのタイトルを獲得し、沢村賞やリーグMVPなど多くの表彰を受けました。

山本投手は「どの部門でも1番になりたいと思っていた。とても長い1年だったが充実していた。来シーズンもしっかり練習して、たくさんの賞が取れるよう頑張りたい」と話していました。

オリックス 宗「まだ技術が足りない 何度でも受賞したい」

またパ・リーグのサードで初めて受賞したオリックスの7年目、宗佑磨選手は「もらえると思っていなかったのですごくうれしい。サードは飛んでくる打球が速いので、一瞬の判断を大切にしていた。ので、基本的な練習を重ねて何度でもゴールデン・グラブ賞を受賞したい」と話していました。

楽天 辰巳「チームを優勝に導けるような守備を」

パ・リーグの外野手で、初めてゴールデン・グラブ賞を受賞した楽天の3年目、辰己涼介選手は「パ・リーグにはすばらしい外野手が多くいる中、こうした賞をいただけて誇りに思う。外野手はミスが失点につながるのでとにかくエラーしないことを考えていた」と喜びを語りました。

そして「来年以降も2回目、3回目と受賞できれば違う喜びがあると思う。チームを優勝に導けるような守備をしていきたい」と今後の意気込みを話しました。

中日 柳「守備やけん制も大事に」

セ・リーグのピッチャーで、初めて受賞した中日の5年目、柳裕也投手は「トロフィーをもらうことに本当に憧れていたのでうれしい。ずっしり重かった。投げるだけでなく、守備やけん制を大事にしていて、今シーズンはミスが少なくしっかりできたと思う」と充実した表情で語り「来シーズンもこの賞を受賞できるようにレベルアップして頑張りたいと思う」と抱負を述べました。

阪神 近本「コーチに報告できてうれしい」

セ・リーグの外野手で、初めて受賞した阪神の3年目、近本光司選手は「コーチに報告することができてうれしい。守備に自信がない中、一からコーチに教えてもらった。来年も続けて取れるように頑張り、チームを勝たせられるようなプレーをして日本一を目指す」と意気込みを述べました。