“入国時手続きをオンラインで” 来週から運用開始 デジタル庁

海外から日本に入国する際の検疫や入国審査などの手続きをスムーズにするため、デジタル庁は、スマートフォンなどオンライン上で一括して手続きができるウェブサービスを開発し、来週から運用を始めることになりました。

デジタル庁が開発したこのサービスは、海外から日本に入国する人が、パスポートや自分の健康状態などの情報をオンラインで事前に登録する必要があります。

登録すればスマートフォンなどにQRコードが表示され、検疫や入国審査、税関での申告の際に空港に設置された端末にかざせば手続きが完了する仕組みになっています。

サービスの運用は来週20日から日本語と英語で開始され、成田空港や羽田空港、それに関西空港など6つの空港で導入される予定です。

デジタル庁は「時間がかかりすぎると言われる手続きをスムーズにすることに加え、書類のやり取りによる新型コロナの感染リスクの低減につなげたい」と話しています。

デジタル庁では今後、使用できる言語を増やすことも検討することにしています。