来年のえとにちなんだ置物作り最盛期 宮崎 三股町の窯元

12月になり、宮崎県三股町の窯元では、来年のえとの「寅」にちなんだ置物作りが最盛期を迎えています。

三股町の窯元「柴麓窯」では、およそ30年前からえとにちなんだ置物を作っています。

13日は、職人の山下盛親さんがまだ焼き上げる前の来年のえとの「寅」の形をした置物に、筆で一つ一つとらの模様を描いて、絵付けの作業を行っていました。

置物は高さが5センチ、長さが8.5センチほどで、中が空洞になっていて、逆さまにするとぐい呑みにもなるユニークな形が特徴です。

「寅」の置物は黄色と白、それに黒の3種類あり、このうち黒の「寅」には10年前の新燃岳の噴火で降った火山灰が使われ、全体が金色の光沢を帯びています。

これらの置物は「翔びタイガー」と名付けられ「コロナ禍でも“飛翔”の1年にしてほしい」という願いが込められています。
窯元の山下さんは「“とら”の手も借りたいくらい忙しいですが、皆さんがいい1年を迎えられるように願って作りました。焼き物は飾りにもなりますが、家族で楽しみながら使ってほしいです」と話していました。

「寅」の置物作りは来月まで行われ、合わせて300個ほど作られる予定だということです。