東大阪市 10万円を一括現金で支給へ 児童手当の受給者対象

18歳以下への10万円相当の給付について、岸田総理大臣が年内に全額現金で一括給付することも容認する考えを示したことから、東大阪市は、今月23日に一括現金で支給する方針を決めました。

13日開かれた衆議院予算委員会で、岸田総理大臣は「自治体の判断で、地域の実情に応じて、年内からでも10万円の現金を一括で給付する形で実行することも、選択肢のひとつとして加えたい」などと述べ、全額現金で一括給付を行うことも容認する考えを示しました。

これを受けて東大阪市は13日、10万円を一括現金で今月23日に支給する方針を決めたと発表しました。

23日の支給の対象になるのは、ことし9月分の児童手当の受給者で、手当が振り込まれる口座に一括で入金されるということです。

東大阪市は、支給に必要な補正予算案を今月21日の市議会定例会の最終日に提出することにしています。

東大阪市の野田義和市長は「本日の衆議院予算委員会での総理の答弁を受け、年内に現金で一括支給できると判断した」というコメントを出しました。