オミクロン株 入国した4人の感染を新たに確認 国内17人に

今月6日から9日にかけてアメリカなどから日本に入国した男女4人が新型コロナの新たな変異ウイルス「オミクロン株」に感染していることが新たに確認されました。これで国内でオミクロン株への感染が確認されたのは17人となりました。

厚生労働省によりますと、オミクロン株への感染が確認されたのは、
▽今月6日に成田空港に到着したナイジェリアに滞在歴がある40代の男性、▽8日に関西空港に到着したアメリカに滞在歴がある20代の女性と、成田空港に到着したケニアに滞在歴がある30代の男性、
▽9日に羽田空港に到着したアメリカに滞在歴がある20代の男性の、
合わせて4人です。

4人は検疫で受けた新型コロナウイルスの検査で陽性反応が出たため、国立感染症研究所で検体の遺伝子を解析していました。

現在は全員、医療機関などにいるということです。

4人のうち3人はファイザーのワクチンを2回接種していたということで、今のところ症状はないということです。残る1人については確認中だとしています。

厚生労働省は同じ飛行機に乗っていた合わせておよそ350人の乗客全員を濃厚接触者とみなし、入国後14日間は宿泊施設での待機を求めることにしています。

これで国内でオミクロン株への感染が確認されたのは合わせて17人となりました。