“コシヒカリ発言”で注目 静岡 御殿場市と浜松市が協定結ぶ

ことしの静岡選挙区の参議院補欠選挙で、それぞれの地元ゆかりの候補者が争い、静岡県の川勝知事の「あちらはコシヒカリしかない」という発言で注目を浴びた、御殿場市と浜松市が、この注目を逆手に取って、観光などで協力する協定を結びました。

ことし10月の静岡選挙区の参議院補欠選挙では、川勝知事が浜松市で地元出身の候補者を応援する演説を行い、対立候補の元御殿場市長を念頭に「あちらはコシヒカリしかない」と発言し、その後、批判を受けて謝罪する事態となりました。

一方、御殿場市と浜松市は、この注目を逆手に取って特産品や観光で協力する協定を結ぶことになり、13日、オンラインで締結式が行われました。

式では連携の証として、御殿場市の地域ブランドのコシヒカリと、浜松市の浜名湖産のウナギが交換されました。
このあと両市長が会談し、浜松市の鈴木康友市長が「静岡県の東西の玄関口として、富士山と浜名湖を活用して連携したい。コロナが収まれば浜松まつりにも来てほしい」と呼びかけると、御殿場市の勝又正美市長は「ぜひ行きたい。御殿場の観光イベントにも浜松の物産を出品してほしい」と応じていました。

式のあと、勝又市長は「知事の発言には傷つけられたという意見が多かったが、街づくりにプラスと考えてやっていくことが大事だ」と話していました。