オミクロン株 日本含め62の国と地域で感染確認(13日15:00)

NHKが13日午後3時時点でまとめたところ、新たな変異ウイルス、オミクロン株の感染は、日本を含め世界の62の国と地域で確認されています。

▽アジア
日本のほか、香港、台湾、韓国、インド、シンガポール、マレーシア、スリランカ、タイ、モルディブ、ネパール、バングラデシュ

▽オセアニア
オーストラリア、フィジー

▽北米
アメリカ、カナダ

▽中南米
メキシコ、ブラジル、チリ、アルゼンチン

▽ヨーロッパ
イギリス、ドイツ、フランス、イタリア、オランダ、ベルギー、デンマーク、チェコ、オーストリア、スウェーデン、フィンランド、ノルウェー、スペイン、ポルトガル、スイス、アイルランド、ギリシャ、アイスランド、ルーマニア、ロシア、クロアチア、エストニア、ラトビア、リヒテンシュタイン

▽中東
イスラエル、サウジアラビア、UAE=アラブ首長国連邦、クウェート、ヨルダン、トルコ、バーレーン

▽アフリカ
南アフリカ、ボツワナ、ナイジェリア、ガーナ、ジンバブエ、チュニジア、ザンビア、ウガンダ、セネガル、ナミビア、モーリシャスで、それぞれ感染が確認されています。

各国で進むワクチンの追加接種

世界各地で新型コロナウイルスの感染が続く中、各国でワクチンの追加接種が進められています。

アメリカのメディア、ブルームバーグによりますと、日本のほかにこれまでに追加接種が行われているのは、59の国と地域です。

このうちイギリスでは、ジョンソン首相が12日、人口の大半を占めるイングランドで、当初の目標を1か月前倒しして年内に18歳以上のすべての対象者に、追加接種を行う方針を明らかにしました。

また韓国では、感染拡大と重症者の増加に歯止めがかからない状況を受け、政府は10日、18歳以上を対象に2回目と3回目の接種の間隔を短縮すると発表しました。

各国の中でも、とりわけ速いペースでワクチンの接種を進めてきた中東のイスラエルでは、すでに人口の45%が3回目の接種を済ませたということです。

一方でアフリカ各国では、1回目や2回目の接種も進んでおらず、接種計画の作成や市民のワクチンに対する不信感をなくすための情報提供などが、引き続き課題となっています。