
上品な甘さが特徴「阿波和三盆糖」づくり始まる 徳島 阿波
徳島県阿波市で、菓子などに使われる高級砂糖「阿波和三盆糖」づくりが始まりました。
阿波市の製糖所では「竹糖」と呼ばれるサトウキビが収穫される冬の時期に和三盆糖づくりが始まります。

和三盆糖づくりではまず「竹糖」の絞り汁をアクをとりながら煮詰め、「白下糖」という原料を作ります。

これを練り上げて圧力をかける作業を繰り返すことで茶色い蜜が抜け、白い和三盆糖ができあがります。

まろやかで上品な甘さが特徴の和三盆糖は江戸時代に徳島藩で生産が広まりましたが、今では徳島県内で作っている業者も数軒になっています。
また、新型コロナウイルスの影響で土産用の出荷の売り上げが半減するなど厳しい状況が続いているということです。
製糖工場の服部成輝社長は「阿波和三盆はまろやかで上品な甘さなので、お菓子作りのほか、フルーツなどにかけてもおいしいです」と話していました。
「阿波和三盆糖」づくりは春まで続き、おはぎや干菓子につかわれるほか洋菓子店にも出荷されます。
また、新型コロナウイルスの影響で土産用の出荷の売り上げが半減するなど厳しい状況が続いているということです。
製糖工場の服部成輝社長は「阿波和三盆はまろやかで上品な甘さなので、お菓子作りのほか、フルーツなどにかけてもおいしいです」と話していました。
「阿波和三盆糖」づくりは春まで続き、おはぎや干菓子につかわれるほか洋菓子店にも出荷されます。