50年間親しまれた大型プール 閉鎖を前に記念の催し 埼玉 上尾

「海のない埼玉県に海を」というコンセプトで50年間県民に親しまれてきた埼玉県上尾市の「さいたま水上公園」が、老朽化で来年3月で閉鎖となるのを前に記念のイベントが開かれました。

「さいたま水上公園」は、50年前に大型レジャープールとして埼玉県が建設し、多いときには年間で80万人余りが訪れるなど、多くの県民に親しまれてきました。

施設の老朽化により来年3月での閉鎖が決定されていましたが、新型コロナの影響で、去年とことしの最後の2年間は、プールの営業ができませんでした。

そこで、12日は最後の思い出づくりをしてもらおうと記念のイベントが開かれ、人気の「波のプール」では、床や壁に家族連れなどがカラフルな絵や感謝のメッセージを書いて別れを惜しんでいました。
また、50年間の歴史を伝える写真展も開かれ、大勢の人でにぎわうプールや大型滑り台を楽しむ人たちなどの写真を、訪れた人はそれぞれの思い出を振り返るように見学していました。

父親と訪れた20代の女性は「小さいときに父親と遊んだ夏の思い出の場所です。閉鎖は寂しいですが、感謝の気持ちでいっぱいです」と話していました。