空自F15戦闘機 改修費約3970億円に削減 来年度予算案に計上へ

費用が大幅に膨らんだ航空自衛隊のF15戦闘機の改修をめぐり、防衛省は、アメリカ側との交渉の結果、さらに10億円費用を圧縮しおよそ3970億円まで価格を抑えられたとして、来年度予算案に改修費を盛り込む方向で最終調整に入りました。

航空自衛隊のF15戦闘機の改修をめぐっては、アメリカのメーカーで製造ラインを新たに整備する必要が生じたことなどから、一時当初の見積もりのおよそ3240億円の1.7倍にあたる5520億円まで費用が膨らみ、問題化しました。

このためアメリカ側と減額を交渉したり、検討していた長距離巡航ミサイルのうち対艦ミサイルの搭載を見送ったりしておよそ3980億円まで価格を抑えましたが「さらに圧縮すべきだ」といった政府・与党内の意見を受けて、来年度予算案の概算要求では具体的な金額を明示しない「事項要求」となりました。

その後アメリカ側と交渉を重ねた結果、さらに10億円費用を圧縮し、およそ3970億円まで価格を抑えられたとして、防衛省は来年度予算案に改修費を盛り込む方向で最終調整に入りました。

改修費は当初の見積もりの1.2倍で、およそ730億円膨らむことになります。