日本航空 “オミクロン株で国際線キャンセルも影響見られず”

新型コロナの新たな変異ウイルス「オミクロン株」について、日本航空の赤坂祐二社長は記者会見で、国際線で予約のキャンセルが出ている一方、国内線は需要の伸びが続いているとして、現時点での影響は見られないという認識を示しました。

この中で、日本航空の赤坂社長は「国際線は今月、オミクロン株の影響を受けている。国際線の再開に向けた流れができ始めたところに、オミクロン株で頭をたたかれたような感じだ」と述べ、国際線で予約のキャンセルが一定程度出ていることを明らかにしました。

その一方で、国内線については「10月から今月までの第3四半期の利用客数は、ほぼ想定どおりだ。需要が10%ずつ伸びていて、年度末に向けて期待ができる」と述べ、現時点での影響は見られないという認識を示しました。