バイデン大統領 ロシアと軍事的緊張のウクライナ支持を表明

アメリカのバイデン大統領は、隣国ロシアとの軍事的な緊張が高まっているウクライナのゼレンスキー大統領と電話で会談しました。ロシアが侵攻すれば強力な経済措置などで応じると伝えて、ウクライナへの支持を改めて表明するとともに、外交を通じた解決を目指すことで一致しました。

ロシアが隣国ウクライナの国境周辺に大規模な軍の部隊を展開して現地で緊張が高まる中、バイデン大統領は9日、ウクライナのゼレンスキー大統領とおよそ1時間半にわたり電話会談を行いました。

会談後に発表されたホワイトハウスの声明によりますとバイデン大統領は、ロシア側の行動に深い懸念を示し「ロシアがさらなる軍事的な攻勢に出れば強力な経済措置や、ほかの手段で応じると明確に伝えた」としています。

そのうえで「両首脳はロシアに緊張緩和を求め、事態の打開に向けて外交こそが最善の方法だということで一致した」としています。

バイデン大統領はこの日、NATO=北大西洋条約機構の加盟国のうち、ロシアに近い東側に位置するポーランドなど9つの国の首脳らとも電話会談を行い、対ロシアで連携していくことを確認しました。

バイデン大統領はロシアに対して、ウクライナに侵攻すればウクライナやNATOの同盟国にさらなる防衛装備などを提供するなどとして厳しい姿勢を見せる一方、ロシアなどとの高官レベルでの協議も模索していて外交を通じて事態打開の糸口を探りたい考えです。