沖縄 北大東村議会 島への自衛隊の配備求める意見書を可決

南西諸島への自衛隊の配備が進む中、沖縄県北大東島の北大東村の議会は9日、島への自衛隊の配備を求める意見書を全会一致で可決しました。村は今後、防衛省に配備を要望していく方針です。

自衛隊は、南西諸島の防衛強化のためとして沖縄県内では平成28年に与那国島、平成31年に宮古島に部隊を配備し、今後は石垣島にも予定されています。

こうした中、沖縄本島から東におよそ360キロ離れた北大東島の北大東村の村議会で、島に自衛隊の配備を求める意見書が議員から提案され、9日午前全会一致で可決されました。

意見書では、南西諸島で外国の海軍の進出の頻度が増すなど島民は恐怖を感じている状況で、北大東島は防衛基盤を充実させるうえで地理的観点から自衛隊を配置する適地だとしています。

また、台風などの災害時に初動の対処や復旧等の活動を村と共同で実施でき、迅速な対応が可能になるとして自衛隊の配備を求めています。

村議会は今後、意見書を防衛大臣や沖縄防衛局長などにあてて郵送することにしています。

議会のあと北大東村の宮城光正村長は、取材に対し「意見書が可決されたことは大変うれしく思う。村としても村民が安心して生活できる環境を作るために自衛隊の配備は必要だと思うので、今後、要望していきたい」と述べました。

意見書を提案 宮城議員「安心・安全な生活ができる島に」

自衛隊の配備を求める意見書を議会に提案した宮城哲也村議会議員は「村民の間では自衛隊が来てくれたらいいなという話が以前からあった。全会一致で可決できたことはとてもうれしく、今後、防衛省には自衛隊を配備してもらい、安心・安全な生活ができる島にしてもらいたい」と話していました。