ズワイガニのオスが記録的不漁 販売価格も高騰 石川県

日本海のズワイガニ漁は先月解禁されましたが、このうち石川県で水揚げされるオスのズワイガニは、この時期としては記録的な不漁になっていて、店頭での販売価格も高騰しています。

石川県水産総合センターは、ズワイガニ漁が解禁された先月6日から24日までの19日間の金沢港などズワイガニの水揚げが多い石川県内5つの漁港の水揚げ量をまとめました。

それによりますと、地元で「加能ガニ」と呼ばれて人気のオスのズワイガニの水揚げ量は合わせて44トンで、去年の同じ時期に比べて25%減って、記録が残る2000年以降では最も少なく記録的な不漁となっています。

このため店頭での販売価格も高騰していて、金沢市の水産会社によりますと、「加能ガニ」の値段は大きさによって1杯4000円から3万5000円と、例年の2倍ほどになっているということです。

一方、「香箱ガニ」と呼ばれるメスの水揚げ量は合わせて63.1トンで、去年より7%増えているということです。

石川県水産総合センターは「近年、日本海のズワイガニの資源量は極めて低い水準にあり、加能ガニの水揚げが低調なのもその影響とみられる。資源量は来年以降は緩やかに回復するとされていて、メスの香箱ガニの水揚げ量が増えているのは、その兆しとも考えられる」としています。