“スタートアップ企業に挑戦 若い人材の育成を” 有識者会議

脱炭素やデジタル化が進む中、新たな社会を担う人材の在り方などを議論する政府の有識者会議が開かれ、革新的なビジネスで成長を目指すスタートアップ企業に挑戦する若い人材の育成が重要だといった意見が出されました。

経済産業省が設置した「未来人材会議」の初会合には、IT大手ディー・エヌ・エーの南場智子会長や大手電機メーカー日立製作所の東原敏昭会長など6人の委員が出席しました。

冒頭、萩生田経済産業大臣が、「日本企業の競争力を支えてきたと信じられ、現場でも教え込まれてきた能力や特性とは、根本的に異なるものが今後求められていく。目指すべき人材育成の大きな絵姿の検討に向けて議論をお願いしたい」と述べました。

会合の中で委員からは、日本企業は海外と比べ博士課程の学生の採用が少なく専門人材が不足しているという指摘や、革新的な技術やビジネスで成長を目指すスタートアップ企業に挑戦する若い人材の育成が重要で、国際感覚を養うためにも海外留学を積極的に体験してほしいといった意見が出されました。

「未来人材会議」では、脱炭素やデジタル化が進み産業構造が変わる中で、社会を担う人材の在り方や、斬新な発想で新たな価値を生み出す人材を確保するための環境整備などについて、今後議論を重ね、来年春に人材育成の強化に向けた指針を取りまとめることにしています。