成長市場のアフリカ 日本企業のビジネスの進め方を議論

成長市場として期待されるアフリカで、日本企業のビジネスをどう進めるかを話し合う会議が開かれ、コロナ禍で健康への意識が高まる中、アフリカ側からはヘルスケア分野への投資を求める声が聞かれました。

経済産業省などが主催するこの会議は、東京とケニアの会場をオンラインでつないで開かれ、日本とアフリカ双方の企業や行政の関係者が参加しました。

はじめに、アフリカで事業展開する日本企業などで作る団体が、コロナ禍でも投資が盛んに行われている現状を報告しました。

それによりますと、特に創業されてまもないスタートアップ企業への1年間の投資額は、去年は新型コロナの影響で落ち込んだものの、ことしは持ち直し、アフリカ全体で日本円にして2500億円を超え、過去最高となる見込みだということです。

これについて現地の投資ファンドの担当者は「コロナ禍で健康への意識が高まる中、最新のIT技術を医療などに活用する『ヘルステック』が注目されている」として、積極的な投資を呼びかけました。
経済産業省の山中修審議官は「アフリカでの日本企業の存在感は欧米に比べて弱いので、もっとビジネスのすそ野を広げてほしい」と話していました。

今回の議論は来年、北アフリカのチュニジアで開かれるTICAD=アフリカ開発会議に向けた提言にも反映される予定です。