10月の景気動向指数4か月ぶり上昇 部品供給不足緩和などで

ことし10月の景気動向指数は、景気の現状を示す指数が前の月を1.2ポイント上回って4か月ぶりの上昇となりました。新型コロナの感染拡大による部品の供給不足が緩和され、自動車の生産や出荷が伸びたことなどが主な要因です。

内閣府が発表したことし10月の景気動向指数は、景気の現状を示す「一致指数」が2015年を100として89.9となり、前の月を1.2ポイント上回って4か月ぶりの上昇となりました。

新型コロナの感染拡大による東南アジアからの部品の供給不足が緩和され、自動車の生産や出荷が伸びたことなどが主な要因です。

このため、内閣府は指数の動きから機械的に導かれる基調判断について、「足踏みを示している」というこれまでの表現を据え置きました。

また、数か月後の景気の先行きを示す「先行指数」も、前の月を1.9ポイント上回って4か月ぶりの上昇となりました。

内閣府は「原材料価格の上昇や新たな変異ウイルスのオミクロン株が経済にどのような影響を及ぼすか引き続き注意して見ていく必要がある」としています。