鹿児島 トカラ列島近海 震度1以上の地震206回(7日17:30)

12月4日から地震が相次いでいる鹿児島県のトカラ列島近海。
震度1以上の揺れを観測した地震は、これまでに200回以上にのぼり、気象庁は今後、数日間程度は強い揺れを伴う地震に注意するよう呼びかけています。

気象庁によりますと、鹿児島県十島村では、12月4日からトカラ列島近海を震源とする地震が相次いでいます。

震度1から4の揺れを観測した地震は、
▽4日は59回
▽5日は87回
▽6日は38回
▽7日は午後5時半までに22回で、
合わせて206回となっています。

気象庁は、地震活動が活発になっているとして「今後、数日間程度は強い揺れを伴う地震に注意してほしい」と呼びかけています。

十島村役場によりますと、震度4の揺れを観測し断水が続いていた悪石島では、6日の午後から通常どおり、各家庭で水が使えるようになっているということです。

このほかの被害の情報は、午後5時半の時点で入っていません。

専門家「4月の地震と類似」

一連の地震が発生している鹿児島県のトカラ列島近海ではことし4月にも地震が相次ぎました。

このことについて、南西諸島北部の地震活動に詳しい鹿児島大学南西島弧地震火山観測所の仲谷幸浩特任助教は「4月に発生した地震と今回の活動を比較すると、震源分布に同様の傾向が見られ、発生頻度を調べてみても、初期に24時間で約100回の地震が発生したという時点で類似している。その時は約2週間ほどで収束したが、過去と全く同様に考えることはできないので引き続き注視していく必要がある」と指摘しています。

また、南海トラフの巨大地震との関連については「南海トラフで想定されている巨大地震の地域と今回の群発地震の活動域というのは距離も離れているし、今回の地震の一つ一つの規模が最大でもマグニチュード5弱であり、距離と規模の観点から関連はないという風に考えている」と話しています。