オミクロン株 日本含め48の国と地域で感染確認(7日午前3時)

NHKが7日午前3時時点でまとめたところ、新たな変異ウイルス、オミクロン株の感染は、日本を含め世界の48の国と地域で確認されています。

▽アジアは、日本をはじめ、香港、韓国、インド、シンガポール、マレーシア、スリランカ、タイ、モルディブ、ネパール、

▽オセアニアは、オーストラリア、フィジー、

▽北米は、アメリカ、カナダ、

▽中南米は、メキシコ、ブラジル、チリ、アルゼンチン、

▽ヨーロッパは、イギリス、ドイツ、フランス、イタリア、オランダ、ベルギー、デンマーク、チェコ、オーストリア、スウェーデン、フィンランド、ノルウェー、スペイン、ポルトガル、スイス、アイルランド、ギリシャ、アイスランド、ルーマニア、ロシア、

▽中東のイスラエル、サウジアラビア、UAE=アラブ首長国連邦、

▽アフリカの南アフリカ、ボツワナ、ナイジェリア、ガーナ、ジンバブエ、チュニジア、ザンビアで、それぞれ感染が確認されています。

イギリス 感染確認急増 複数の地域で市中感染か

イギリスでは新たな変異ウイルス、オミクロン株による感染が確認されるケースが急増していて、政府は、複数の地域で市中感染が起きているという見方を示しました。

イギリス国内では、新たな変異ウイルス、オミクロン株による感染が確認されるケースが急増していて、6日には新たに90人の感染が確認され、これまでの累計は336人となっています。

これについて、ジャビド保健相は、海外への渡航とは関係していないケースも含まれ、複数の地域で市中感染が起きているという見方を示しました。

また、重症化するかどうかなど詳しいことはまだ分かっていないものの、感染者からほかの人が感染するまでの期間が短いとして、感染のスピードがこれまでのウイルスよりも速い可能性を示唆しました。

このため政府は7日からは、ワクチン接種済みかどうかにかかわらず、12歳以上のすべての人に入国前の検査を義務づけることにしています。

ジャビド保健相は「新たな規制によって、クリスマス期間中に大切な人と過ごす計画に影響が出ることは承知しているが、あとになってより厳しい措置をとらなくても済むように、対策を講じている」と述べ、理解を求めました。