「子どもがひどい栄養失調」アフガン食糧難 NGOが支援呼びかけ

イスラム主義勢力タリバンが復権し、人道危機が深刻化しているアフガニスタンでは、冬を迎え、現地の人々は厳しい食糧難に直面していて、NGOなどが国際社会の支援を呼びかけています。

現地で活動を続ける国際NGO「セーブ・ザ・チルドレン」アフガニスタン事務所のノラ・ハサニエン所長代理がNHKのインタビューに応じました。

ハサニエンさんは「冬の厳しい寒さの中、屋外や粗末なテントで暮らす子どもたちもいて、とても心配な状況です。圧倒的な数の子どもたちがひどい栄養失調の状態にあります」と涙ながらに現地の窮状を語りました。

国連によりますと、現地では干ばつなどの影響でこのままでは、5歳未満の子どものおよそ2人に1人に当たる300万人余りが危機的な栄養失調に陥るとみられ、すぐに対応しなければ少なくとも100万人が命を落とす危険性があるということです。

ハサニエンさんは「苦しんでいるアフガニスタンの子どもたちを見るのはとてもつらいです。もっと支援があれば多くの子どもたちの命を救うことができるかもしれないので、一人一人ができる努力をしてほしい」と話し、国際社会に対して支援の強化を呼びかけました。

7日から東京で開かれる「栄養サミット」では、栄養状況が悪化している途上国への支援についても意見が交わされることになっています。