大根を食べ新年の無病息災祈願「大根だき会」 奈良 信貴山の寺

大きな釜で炊いた大根を食べて、新しい年の無病息災を祈願する「大根だき会」が、奈良県の信貴山にある寺で行われました。

「大根だき会」は、農家から大根が奉納されたことをきっかけに、奈良県平群町の信貴山大本山千手院で行われている年末の行事で、大根を食べて新しい年の無病息災を祈願します。

境内では、厄よけや長寿を祈願する護摩がたかれる中、直径60センチほどの大きな釜で、輪切りにした大根がじっくりと炊かれました。

5日は1000人分余りの大根が用意され、厄よけに訪れた人たちは、密集を避けながら熱々の大根をおいしそうにほおばっていました。

この行事に毎年、参加しているという京都市の70代の男性は「おいしくて温まりました。自分や孫の健康を祈って参拝しました」と話していました。

信貴山大本山千手院の井上卓勝院代は「コロナ禍で不安な時期だからこそ、心が穏やかでいられるようにお参りしてほしい」と話していました。

「大根だき会」は12月12日と19日の午後にも行われます。