阪神・淡路大震災から27年を前に防災訓練 災害への備えを確認

阪神・淡路大震災から来月で27年になるのを前に、神戸市で防災訓練が行われ、住民たちが南海トラフの巨大地震など災害への備えを確認しました。

この訓練は、平成7年の阪神・淡路大震災から来月17日で27年になるのを前に、神戸市や地域の自主防災組織などが東灘区の魚崎小学校で開きました。

南海トラフの巨大地震で震度6弱の揺れが起きたという想定で行われた訓練にはおよそ250人が参加し、まず運動場で倒壊した住宅の屋根に見立てた模型をジャッキやバールを使って持ち上げる練習を行いました。

また、避難所が設けられた体育館では、避難した人を1人ずつ検温したあと、新型コロナに感染している疑いのある人を別のスペースに誘導する手順を確認しました。

このほか、停電時に電力を供給する電気自動車が用意され、避難所で照明だけでなくスマートフォンの充電などに使える仕組みも学んでいました。

訓練に参加した中学2年生の男子生徒は、「難しかったですが、今回の訓練を生かして防災に役立てたいです」と話していました。

神戸市危機管理室の田内健作担当課長は、「コロナ禍でも訓練をしないと防災力が落ちてしまう。震災の経験を風化させることなくしっかりと継承したい」と話していました。