立民 泉代表 “全入国者を10日間施設にとどめ3回のPCR検査を”

新型コロナの水際対策について、立憲民主党の泉代表は政府の入国規制が混乱しているとして、すべての入国者を対象に施設にとどめる期間を10日間として3回のPCR検査を実施すべきだと指摘しました。

立憲民主党の泉代表は4日、就任後初めてとなる地方訪問として福岡市を訪れ党の福岡県連の大会であいさつしました。

この中で泉氏は新たな変異ウイルス「オミクロン株」に対する政府の水際対策について「入国規制で政府が混乱している。施設にとどめられる期間が国によって10日間、6日間、3日間となっているが、医学的な根拠があるのか。どんな人も10日間とし期間中に3回のPCR検査を実施することが大事だ」と指摘しました。

また泉氏はガソリン価格をめぐって本来の税率に上乗せして課税している措置について「日本維新の会や国民民主党が上乗せの解除に向けて先行しているが、政策立案型の政党としてわれわれの法案を提出したい」と述べ、来週召集される臨時国会で措置を停止するための法案の提出を目指す考えを示しました。