世界陸連 ディアク前会長死去 ロシアドーピング問題で金銭授受

ロシアの組織的なドーピング問題で選手の違反を隠蔽する代わりに金銭を受け取ったなどとして、有罪判決を受けた世界陸上競技連盟の前会長のラミン・ディアク氏が3日、88歳で亡くなったとロイター通信が伝えました。

ディアク氏はセネガル生まれの88歳。

1999年から2015年までの16年間にわたり世界陸上競技連盟、かつての国際陸上連盟の会長として陸連を率いたほか、IOC=国際オリンピック委員会の委員も務め、スポーツ界に影響力を持つ人物でした。

ディアク氏は、ロシアの組織的なドーピング問題をめぐり、息子とともに世界選手権などで禁止物質を使っていたロシア選手の違反を隠蔽する見返りに金銭を受け取っていたとして収賄などの罪に問われ、去年、フランスの裁判所から日本円でおよそ4億円の金銭を要求、または受け取ったことなどを認定され、執行猶予2年を含む禁錮4年と罰金の判決を言い渡されました。

東京オリンピックの招致をめぐっても贈収賄にあたる疑いがあるとしてフランスの司法当局の捜査を受けていました。

ロイター通信は、ディアク氏が3日にセネガルの自宅で亡くなったことを息子の話として伝えました。

88歳でした。