小林化工 工場や研究開発施設など サワイグループHDに譲渡へ

大阪市に本社がある製薬会社「サワイグループホールディングス」は、水虫などの治療薬に睡眠導入剤の成分が混入したことが発覚した「小林化工」から、すべての工場と一部の従業員を譲り受けることで合意したことを明らかにしました。

福井県あわら市の医薬品メーカー「小林化工」をめぐっては、製造・販売した水虫などの真菌症の治療薬に、睡眠導入剤の成分が混入したことが去年、発覚し、会社は国や福井県から処分を受けていました。

こうした中、大阪市に本社がある「サワイグループホールディングス」は、小林化工からサワイが設立した新会社に、すべての工場や研究開発などの施設、それに最大500人程度の従業員を譲り受けることで合意し、来年3月末に手続きを完了させることにしています。

譲渡額は明らかにしていません。

サワイでは、再来年4月には譲り受けた工場から出荷を始める予定です。

サワイグループホールディングスの澤井光郎会長は3日午後、大阪市内で開いた記者会見で「ジェネリック医薬品業界は品質の確保と供給力の強化が喫緊の課題となっている。即戦力の人材とともに、新会社のもとで信用と信頼を一から作り上げたい」と述べました。