岸田首相 ビル・ゲイツ電話会談 “新型コロナ対応で連携を”

岸田総理大臣は、マイクロソフトの創業者で、難病の撲滅などに取り組むビル・ゲイツ氏と電話で会談し、「オミクロン株」の感染拡大への対応も含め、新型コロナウイルス対策などで連携していきたいという意向を伝えました。

岸田総理大臣が電話で会談したビル・ゲイツ氏は、マイクロソフトの創業者で、みずからの寄付をもとに設立した財団で難病の撲滅などに取り組んでいます。

会談で岸田総理大臣は、国際保健分野での貢献に敬意を表し、「オミクロン株」の感染拡大への対応も含め、新型コロナ対策などで連携していきたいという意向を伝えました。

これに対し、ゲイツ氏は、新型コロナ対策での日本のリーダーシップに触れ、ワクチンを分配する国際的な枠組み「COVAXファシリティ」を通じた途上国への支援など、日本の貢献に謝意を示しました。

また、来週東京で開かれる「栄養サミット」に、ゲイツ氏もオンラインで参加することから、会談では「栄養サミット」の成功に向けて緊密に協力していくことで一致しました。