農林水産物や食品の年間輸出額 初の1兆円超え確実に 農相

農林水産物や食品のことしの輸出額について、金子農林水産大臣は、初めて1兆円を超えることが確実になったと明らかにしました。

農林水産省によりますと、ことし10月の農林水産物や食品の輸出額は1000億円を超え、1月から10月までの累計で9734億円に上っています。

これについて金子農林水産大臣は、3日の閣議の後の記者会見で「農林水産物や食品の輸出は、引き続き好調に推移しており、年間輸出額1兆円の突破が確実な見通しとなってきたと考えている」と述べ、初めて1兆円を超えることが確実になったと明らかにしました。

政府は、農林水産物と食品の輸出額を2025年までに2兆円、2030年までに5兆円にする目標を掲げていて、会見で、金子大臣は輸出のさらなる促進に向けて産地や事業者への重点的な支援を行うとともに、国を挙げて輸出先の開拓に取り組むために必要な法改正を来年の通常国会で目指す考えを示しました。

一方、3日午前に発生した、山梨県と和歌山県で震度5弱の揺れを観測した地震に関連して、金子大臣は、農林水産業への被害について「今の時点で被害はないと報告を受けている」と述べました。