旧日本軍が作成 真珠湾攻撃の状況描いた図面 米議会図書館公開

真珠湾攻撃から今月で80年となるのを前に、アメリカの議会図書館は、旧日本軍が作成し、昭和天皇への報告にも使われたとされる当時の攻撃や被害の状況を描いた図面を公開しています。

アメリカの首都ワシントンにある議会図書館が公開した図面は、旧日本軍で当時、真珠湾を攻撃する航空部隊の隊長を務めた淵田美津雄中佐が中心となって作成されたものです。

縦80センチ、横61センチで、真珠湾に停泊していたアメリカ海軍の艦船などへの攻撃や被害の状況が描かれています。

図面には命中した爆弾の種類や魚雷の数に加え、被害の状況についても「沈没」や「大規模な損害」など4段階で記されているほか、艦船の火災の様子も詳細に記されています。

議会図書館は、図面は攻撃後、昭和天皇への報告にも使われたと説明しています。

議会図書館は、真珠湾攻撃から今月で80年となるのを前に、こうした図面などを掲載した特設サイトを開設し、高い関心を集めているということです。

議会図書館のロバート・モリスさんは「簡単なスケッチではなく、攻撃を実際に経験した人物によって詳細に描かれている」として、貴重な資料だと話しています。