震度5弱 御坊市役所 耐震基準満たさず 職員が建物外に一時避難

震度5弱の揺れを観測した和歌山県御坊市では、市役所庁舎のガラスが割れるなどの被害が出て、職員や来庁者が一時、建物の外に避難し、通常業務をすべて停止する措置を取りました。

震度5弱を観測した御坊市では、市役所の庁舎で窓ガラス37枚が割れたりヒビが入ったりしたほか、1階ロビーの壁のタイルが剥がれるなどの被害が確認されているということです。

地震の直後、庁舎内にいた職員や訪れた市民200人が外の駐車場に避難し、市では一時的に通常業務をすべて停止しました。

建築士の資格を持つ職員が庁舎の壁や柱などの確認を行い、大きな損傷は確認されなかったということで、午前11時20分ごろから職員が庁舎に戻り、通常の業務を再開したということです。

気象庁は今後1週間程度は同じ規模の地震に注意が必要だとしていて、市は、直ちに危険につながる箇所がないかなどを確認しながら、現在の庁舎で業務を続けることにしています。

御坊市によりますと、庁舎は昭和48年に建てられ、耐震化されておらず、震度6から7の揺れで倒壊するおそれがあるということで、市は現在の庁舎に南側に耐震基準を満たした新しい庁舎を建設中で、再来年には完成させる予定です。

市役所職員「駐車場に一時 職員およそ100人」

御坊市役所の職員によりますと、廊下を歩いている時に強い横揺れがあり、その後、庁舎の外の駐車場まで避難したということです。

駐車場にはほかにも職員およそ100人と数十人の市民が避難していたということです。