ロシア 千島列島の松輪島にミサイルシステム 軍事力強化鮮明に

ロシア軍は千島列島の松輪島に地対艦ミサイルシステムを配備して運用を始めたと発表し、北方領土を含むこの地域の軍事力を一層、強化する姿勢を鮮明にしています。

ロシア国防省は2日、北方領土の北東にある千島列島の松輪島に新型の地対艦ミサイルシステム「バスチオン」を配備し、運用を始めたと発表しました。

発表によりますと、1年を通して活動できる海軍の施設も設置されたということで、「バスチオン」が配備されたことで、今後、周辺海域を常時監視するとしています。

かつて日本が統治し旧日本軍の飛行場があった松輪島は、これまで無人島となっていましたが、ロシアはオホーツク海と太平洋を結ぶこの周辺地域を軍事的な要衝の1つと位置づけて、北方領土を含む島々の軍事インフラの整備を進めています。

5年前には、松輪島の南にある北方領土の択捉島と国後島に地対艦ミサイルシステムがそれぞれ配備されていて、この地域の軍事力を一層、強化する姿勢を鮮明にしています。