介護が必要なお年寄りのために 複数の配送ロボット実証実験

地域における介護分野でロボットの活用を目指そうと、複数の配送ロボットを同時に動かし、医薬品を届ける実証実験が都内で行われました。

この実験は、高齢化が進むなか、介護が必要なお年寄りの生活をロボットを活用することで便利にしようと、自動運転技術を開発するベンチャー企業などが行ったものです。

実験では2台の配送ロボットを使います。

▽1台目は、調剤薬局を出発し、介護施設に医薬品を届けるルートを走行します。

▽もう1台は、介護施設から、在宅で介護を受けているお年寄りに日用品を届けたあと、介護施設に戻るルートを走行します。

実験で使用したシステムでは、高性能のセンサーを使うことで位置や走行状況をリアルタイムで把握し、難易度が高いとされる、同時に複数のロボットの運行を管理します。

配送ロボットは、センサーで周囲の歩行者などを検知すると一時停止し、介護施設まで到着すると、担当者が医薬品を受け取っていました。

このシステムが実用化できれば、地域における介護分野で多くのお年寄りに便利なサービスを提供できるようになるとしています。

システムを開発した「ティアフォー」の田中大輔COOは「あと2、3年でロボットが配送するのが当たり前の時代が来ると思う」と話していました。